メモ|誰しもが持つ「スポーツを楽しむ権利」を守るための取組
要約
- JFAは2021年1月に行われた天皇杯決勝で、発達障害を持つ方々が安心して観戦できる「センサリールーム」を設置した。
- ハンディキャップを持つ人々がサッカーを「見る」環境は整っていない状況に対する、JFAとしてのサポートの一環。
- SDGs達成に向け、「誰一人取り残さない」ことを目指してさまざまな活動を展開していく方針。
メモ
ハンディキャップを持った人の環境整備という点で、発達障害の方へのサポートはこれまでなかった。スポーツを楽しむことは権利であるため、誰しもがその権利を行使できる環境を整備することは、興行側の一つの責任だ。もちろんリソースの問題で難しい部分もあるが、少しずつこうした取組が進んでいき、スタンダードになることを願う。
SDGsの観点から考えると、須原専務理事が「(SDGsの)17項目全てを忘れずに取り組んでいきたい」と述べているが、難しい目標設定だと感じる。国連が17項目もの目標を掲げているのは、門戸を広げて誰でも一つは関わりが持てるようにしているためで、一つの団体で全て解決することは求められていない。にもかかわらず、全てに取り組むという目標設定は、少し現実味が薄く、実態が伴っているのか疑問が生じる。
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