メモ|FC今治×NECが進めるナレッジマネジメントのDX
要約
- FC今治と岡田武史氏はNECと共に現場のDXを推進することで、育成支援プラットフォームを構築している。
- スポーツ界に散逸している個々の経験や勘を言語化&デジタル化することで、サッカーに関する知を蓄積することが可能になった。
- 蓄積された知の資産は物理的距離に無関係に共有され、分析に活用され、そして新たな知の発見をもたらす。
メモ
- スポーツ×ナレッジマネジメントの観点から興味深い取組。DXは高度な分析だけでなく、日常の練習プロセスもデジタル化することで効率化が可能。特に集団スポーツであるため、瞬時にナレッジをチーム全員に共有できることはメリットだろう。サッカーノートをクラウドで共有しているクラブなどは既にありそう。
- こうした取組が他のクラブに拡大していくことに期待したい反面、FC今治だからこその取組とも言える。DX推進にはコストがかかるため、中小企業であるJクラブには手の出しにくい施策である。NECが関与しているのは研究開発、そしてFC今治と岡田武史氏の広告価値に投資しているからとも見れる。規模の経済が機能するまでは、個別の事例に留まるのではないだろうか。
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