メモ|改革と地域密着の折り合いをどう付けていくのか
要約
- Jリーグが4/1付で「リプライニング推進チーム」を立ち上げ、リーグの抜本的な改革を検討することを発表。
- プレミアリーグの創設や、外国籍選手枠の撤廃、J参入障壁の緩和などを検討する。
- 村井満チェアマンの任期満了である来年度中に方向性を示す予定。
メモ
- 関係者から漏れ出たニュースであるため全体像が見えず、特に改革の目的は不透明だが、おそらくは「日本サッカーの強化」と「売上規模拡大によるリーグ経営の健全化」を見据えた検討だと思われる。これらを同時に達成する方法の一つにビッグクラブを生み出すことは兼ねてから言われており、プレミアリーグの創設はそうした狙いからだと考えられる。
- こうした改革に伴い、百年構想や地域密着などのJリーグの理念とどう折り合いを付けていくのか。理念強化配分金の施策あたりから、クラブ間の格差を助長する方向性をとってきたが、今回の検討はそれに拍車をかける取組と見受けられる。この動きが止まらないのであれば、クラブを畳む事態も想定されるが、それを受け入れられるのかどうか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません